iPhone14発売から一月ほどたちました。現在私はiPhone XSを使用しており丸4年が経過しています。電池持ちが悪くなってきましたので、買い替えをする予定です。日常で使う分には、望遠カメラは必要ないので無印iPhoneで考えています。
iPhone14は最新機種です。もちろんXSとは比べる必要のないくらい性能がアップしていますので、その辺りは問題ないのですが、性能アップ及び円安の影響で価格も(無視できないほど)アップしていますよね。
また、販売からひと月ほど経って、キャリアショップ及び家電量販店等で旧機種であるiPhone13を安く販売してきている店舗も、ちらほらみられるようになってきています。
iPhone14にすべきか、安くなってきたiPhone13にすべきか非常に悩ましいです。
そこで、iPhone14とiPhone13の違いを比較し、使い方・目的によってどちらを購入した方がよいのか比較してみました。
私のように比較的古い機種をお持ちの方で、最新のiPhone14か安いiPhone13かで迷っている方は、機種選びの参考にしてください。
iPhone14とiPhone13の違いを比較
価格
価格はApple公式サイトの価格ですが、以下の通りです。iPhone14はiPhone13に比べて12,000円高くなっています。円安の影響も大きいですが、一番安い128GBのモデルでも10万円オーバーとなっています。
容量 | iPhone14 | iPhone13 | 差額 |
128GB | 119,800円 | 107,800円 | 12,000円 |
256GB | 134,800円 | 122,800円 | 12,000円 |
512GB | 164,800円 | 152,800円 | 12,000円 |
スペック
スペックの違いについてまとめました。
iPhone14 | iPhone13 | |
画面サイズ | 6.1インチ | 6.1インチ |
ノッチ | 従来型 | 従来型 |
ディスプレイ | ー | ー |
CPU | A15 Bionicチップ | A15 Bionicチップ |
メモリ | 6コアCPU/5コアGPU | 6コアCPU/4コアGPU |
ストレージ | 128GB・256KB・512KB | 128GB・256KB・512KB |
カメラ | 広角:1,200万画素 超広角:1,200万画素 | 広角:1,200万画素 超広角:1,200万画素 |
インカメラ | 1,200万画素 | 1,200万画素 |
生体認証 | Face ID | Face ID |
サイズ | 146.7 x 71.5 x 7.80(mm) | 146.7 x 71.5 x 7.65(mm) |
重さ | 172g | 173g |
サイズと重さ
iPhone14とiPhone13のサイズはほぼ同じです。厚みが若干変わったものの、デザインも同じなのでほぼ同じです。また重さはわずか1gの違いしかありません。
iPhone14:146.7mm x 71.5mm x 7.80mm
iPhone13:146.7mm x 71.5mm x 7.65mm
カラー&デザイン
iPhone14のカラーではブルーとパープルが新色となっています。iPhone13のピンクやグリーンはiPhone14ではありません。
iPhone14:ミッドナイト、パープル、スターライト、PRODUCT RED、ブルー
iPhone14:PRODUCT RED 、スターライト、ミッドナイト、ブルー、ピンク、グリーン
CPU
iPhone14のCPUは残念ながらA15 BionicとなっておりiPhone13と同じです。ただiPhone14では5コアGPUへ進化していおり、若干の性能アップとなっています。
なお、iPhone14のProシリーズはA16 Bionicにスペックアップしています。
カメラ
iPhone14とiPhone13のカメラ性能で違いを比較していきます。
iPhone14のカメラで進化した点
- シネマチックモードで24fpsの4K撮影に対応。(iPhone13は1080p、30fps)
- 動画撮影にアクションモードが追加。アクションモードを使えば、手ぶれのないなめらかな映像が撮影可能。
- インカメラにオートフォーカスが追加
- 新たな画像処理エンジン「Photonic Engine」を搭載。暗い場所での性能が広角で約2.5倍、超広角で2倍にアップ。
カメラですが、通常日中の写真撮影ではほとんど変わらないと思います。また、動画撮影の暗所性能がアップしていますが、
・夜等、暗い場面での写真撮影はあまりしない。
・動画はフルHDで十分。
であれば、最新機種のiPhone14にこだわる必要はない様に感じます。
バッテリー持ち
ビデオ再生で1時間ほど時間が伸びていますが、1日フルにビデオ再生することはありませんし、1日1回就寝前に充電することを考えると1時間程度の違いではあまり変らないと思います。
iPhone14 | iPhone13 | |
ビデオ再生 | 最大 20時間 | 最大 19時間 |
ストリーミング再生 | 最大 16時間 | 最大 15時間 |
オーディオ再生 | 最大 80時間 | 最大 15時間 |
iPhone14 ProとiPhone14の違い
無印iPhone14とiPhone14 Proの主な違いは下記の通りですが、大きな違いはカメラ周りです。Proモデルを検討中の方は参考にしてください。
iPhone14 | iPhone14 Pro | |
画面サイズ | 6.1インチ | 6.1インチ |
ノッチ | 従来型 | パンチホール |
ディスプレイ | ー | 常時表示 |
Dynamic Island搭載 | ||
ピーク輝度1,200ニト | ピーク輝度2,000ニト | |
リフレッシュレート | 60Hz | 最大120Hz |
CPU | A15 Bionicチップ | A16 Bionicチップ |
メモリ | 6コアCPU/5コアGPU | 6コアCPU/5コアGPU |
ストレージ | 128GB・256KB・512KB | 128GB・256KB・512KB・1TB |
カメラ | 広角:1,200万画素 超広角:1,200万画素 | 広角:4,800万画素 超広角:1,200万画素 望遠:1,200万画素 |
ディジタルズーム | デジタルズーム:最大5倍 | デジタルズーム:最大15倍 |
撮影機能 | ー | RAW撮影・ProRes動画に対応 |
サイズ | 146.7 x 71.5 x 7.80 (mm) | 147.5 x 71.5 x 7.85 (mm) |
重さ | 172g | 206g |
iPhone14 ProとiPhone13 Proの違い
iPhone14 ProがiPhone13 Proから機能アップしたポイントは以下の通りです。ディスプレイ部分とカメラ周りの機能アップですね。それ以外はほとんど変わらないのではないでしょうか。
- 最新のA16 Bionic搭載
- メインカメラが4,800万画素に強化
- ノッチからパンチホールに変更
- 「Dynamic Island」追加
- 常時点灯ディスプレイ
- ピーク輝度2,000ニトで外でも見やすいディスプレイ
まとめ
無印のiPhone14とiPhone13を比較すると、ほどんど機能に変化はありません。動画撮影にアクションモードが搭載されたことと、画像処理エンジンに「Photonic Engine」が搭載されたことで暗いところに強くなったというところでしょうか。
どうやら「iPhone13」で十分のような気がします。理由は
- iPhone14とiPhone13はスペック的にはほぼ同等。
- iPhone14発売と同時に、iPhone13は1万円値下げでコスパが良い。また、販売からひと月ほど経ち、量販店等でさらに安く販売されてきている。
- カメラ性能はiPhone13でもXSに比べれば十分高性能であり、現在のXSのカメラ画質で満足しているため、多少の違いは問題にならない。
それより、コネクタがLightning端子でUSB2.0相当のため転送速度が遅いのを気にしています。動画で4k撮影してファイルをMacBook Airに転送して編集とかを考えるとやっぱりUSB-Cに変更して欲しいですよね。(できればThunderbolt対応)。